小さな版画展2019

クアトラで小さな版画展Vol.10が15日(金)からクアトラで開催されております。
今年は全国から47名の版画家の作品が一同に展示してあります。

クアトラは展示がよく似合います。特にこの小さな版画展はとってもよく見えます。

参加作家の筆塚氏と高垣氏の対談!版画のことやら近況やら、、、
(左奥が高垣氏・右手前が筆塚氏)

「クリスマスに小さな版画を」
版画の種を蒔こう〜と始まったこの展覧会、今回Vol.10を持ちまして最後になります。

新進気鋭の作家も重鎮も、老若男女が同じ大きさ(A4の紙)と値段(お買い求めやすい)でのこの展示。
選ぶ方の自由と好みでお求めになれる。。。そんな企画展です。

クアトラでは、5回目の展示になります。
展示させてもらった私もとても楽しませてもらいました。
そして勉強させていただきました。

クアトラの主宰者も木版画家なのですが、「小さな版画展」のご縁でこれからも何かの形で皆様に版画をご紹介していけたら、、と考え始めております。

「小さな版画展」は24日までの展示となります。
今まで暖かく応援していただき、本当にありがとうございます。
これからも、版画とアート工房クアトラをどうぞよろしくお願いいたします。

滋賀県の大津繪

突然ですが、、クアトラでは、版画の教室をやっています。
「はがき版画の教室」という名前で、原則第1と第3火曜日の午後1:30から正味2時間半やっています。(その後楽しいお茶タイムもあります・笑)〜
ちっとも宣伝もしていないのですが、旦那さんが木版画家なので、ほとんど木版画です。

先日生徒さんが、大変興味深いものを持ってきてくれました。

木版画のはがきの「大津繪」です。
全部の写真を撮れませんでしたが、10枚くらいありました。
30年(?)くらい前に滋賀県に住んでいた時に買ったお土産らしいです。

この「大津繪」というものは、江戸時代、滋賀県の大津の地域文化で、東海道の宿場町のお土産ものとして発達したそうです。当時は浮世絵と並ぶくらいの文化だったそうですが、浮世絵が作家などブランド化されて有名になって残ったのに比べ、単純にお土産ものとして地元だけに埋もれていったようです。さらさら描いた、肉筆も多かったようです。ただ庶民の文化として江戸を表す、大切な価値もあると思います。道具が100年経って、神となる付喪神(つくもがみ)みたいな、ユーモラスなものが多いようです。

写真の一番下は、琵琶湖の俯瞰図みたいで、中に浮御堂が見えています。

滋賀県は何があるのか〜〜という話から、大津繪に行きつき、持ってきてくれました。
なかなか、貴重な楽しいものでした。よい勉強をさせてもらいました。 

あれ?メンテナンスの話は?? 。。また。

ワークショップと番外篇

これ一番の番外編! 東京上野の松坂屋で買ってきてくれたお土産〜「風月堂のゴーフル」
可愛いです〜パンダの柄がたっくさんあるのです。クアトラな夏〜の合間に。(こっそり〜)

さて、ワークショップの初めは「木製エッグスタンドペイント」。とっても可愛らしい特注の型だそうです。
トールペイントのイメージでした。柄は講師の柄に、卵なんか描き足して作りました〜

   そう、わたしも参加させてもらいました。かなり熱中しました。

右奥がわたしのです。仕上げの途中、用事ができましたので。。。ニスは塗ってもらいました!
使うのが勿体ないです。

続いて、「ミニバンダナに絵を描こう」

出来上がりは、かなりの格好良さ。絵ごころがあるな〜みたいな格好良さ。本格派な仕上がりに参加者は大満足です。

二日目のワークショップ!
今回の一番人気な「自分だけの猫ちゃんブローチを作ろう!」

出来上がりが楽しすぎます!

講師(手前)は、自前のミシンで縫いのお手伝い!

そして最後のワークショップは、「裂き織りの体験」
こちらは、クアトラでは二回目です。前回挑戦してとても気に入ってくれた子供さんも、また来てくれました。
一昨年のこともきちんと覚えていて、自分の好みをきちんと考え、横糸を選んでいました。

   子供ってすごいな〜

そしてたくさん、織り上げてくれました。

クアトラワークショップ、みなさん〜それぞれに集中したり、ワイワイしたり、楽しんでくださいました。

クアトラの夏に来られた方に少しでも、何か、喜んでもらったり、楽しんでもらったりできたかな〜
   そしたら、嬉しいな。。。そう思っています。

それから、応援もありがとうございました。

そうそう、お忘れ物が、、、

ピンクの傘です。お心当たりの方は、ご連絡ください。

クアトラな夏

20日と21日、クアトラな夏も賑やかに終わりました。

平松敦子さん。裂き織りとシルバーのアクセサリーを展示です。裂き織りのバッグ、この夏とっても人気でした〜前回ハンコ入れのワークショップをされて、商品もあったのですが今回はなくてがっかりした方も見えました。来年また持ってきていただきたいです。広島からの参加です。

i-glassさん。トンボ玉の技法によるガラス作家。愛らしく、可愛いものがいっぱいで、目を凝らすとクラゲやキノコの入ったガラスもあるのです。道端の小さな草を入れる小さな花瓶とか、ガラスの玉のモビールとかたくさんのものがあります。猫の手箸置きも人気。岡山からの参加です。

is-land-pearlさん。唯一東京からの参加です。これだけではないのですが、毎回どんどん無くなります、あまり目にすることのないパールや天然石を仕入れて、個性的だったり、可憐だったり、石のイメージを大切にアクセサリーを仕上げます。つけている人を引き立たせるアクセサリーです。

向島からの参加「うたのしま菓子店」さん。今回初めてラッピングされたお持ち帰り用のクッキーを焼いてきてもらいました。大人気で、初日にほぼ売り切れました。彼女のお菓子の味のセンスとバランスは絶賛です!また来年も焼いてくださるといいな〜〜

恒例のカフェです。こちらも担当は「うたのしま菓子店」さんです。「きゅんと島レモン」(レモンケーキ)も「有機ショコラバナーヌ」(バナナケーキのチョコ入り)美味しすぎます。ショコラバナーヌを何度も食べました!飲み物はわたしは「すっきり梅ソーダ」派です!疲れた時に嬉しいカフェ、本当に嬉しいです。

個性派揃いの生き物たちは、福山から参加のbaLiさんです。主にブローチですが、飾り物もあります。何らかで取り付けて持ち歩けるようになっています(バッグなどに)。今回一目惚れの一品をいただいてしまいました〜

鹿子木美さん。広島在住のイラストレーターとクラフト作家、、実力派で、手先も器用で教えるのも上手な方です。今回はコーヒーにまつわる絵をたくさんお持ちいただきました。あとは手描きのTシャツ! 今回のTシャツは特に生地も薄手で、気持ち良さそう〜で大人気でした。

Yumikaさん。向島からの参加です。パターンのお仕事をされている方なのですが袋物が大好きで、きっちりとした縫製で、使いやすい可愛いを目指し〜こちらの方も大人気です。今回、大判のコースターやテッシュケースも人気でしたね。

福山から参加のmiyokoさん。福山の自然豊かなところにお住まいで、作品にもその暮らしや気持ちが出ています。優しい色合いと絵柄が、心を和ませてくれます。「かくれんぼの里」というかなり大きなマルシェの主催者さんです。布巾が人気です。

最後は、私です。小物はいつもとあまり変わりませんが、額の絵をたくさん出しました。昨年暮れに習っていた銅版画も少し展示しました。一筆箋も人気です。柄を増やさなくては〜〜

以上、ざっとですが今回、9名の参加のご紹介をしました。
お越しいただいた皆様、企画に参加してくださった方々ありがとうございました。
広報もたくさんしていただきました。ありがとうございます。

楽しんでいただけましたでしょうか〜来年5回目となります。
そこまでは頑張るつもりです。よろしくお願いいたします。

次は、ワークショップと番外編ですかね。。。

平成最後の日

今日から令和になりました。

昨日はただの4月30日ではなかったのです。平成の最後の日だったのですね。
そんな昨日、クアトラではワークショップを開催しました。
「竹灯り作り」です。
イベントのところに少し詳しく書きましたが、講師は東日本大震災の後福島県いわき市でのアートイベントに参加した際にお世話になった藤島賢三さんという方です。最近千葉に引っ越されたそうですが、震災の時も含めて、長くいわき市に住まれていました。
地元の皆さんが竹林で困っているので、竹林再生のNPOを立ち上げて、竹林の整備をしながら竹の再利用を考えて来たそうです。
その一つの「竹灯り」のワークショップです。竹のおもちゃや、竹の炭、竹馬検定などたくさんのことをされています。
今回は愛媛の興居島と庄原市の高野町の二軒の友人たちに会いに来られた途中、尾道へも立ち寄ってくれました。

ノコギリと小刀と主にナイフを使います。
私は、補助などで制作はしませんでしたが、ヒヤヒヤしました〜

希望と書かれているのは、竹でできた紙を使っています。

中にはロウソクが入っています。
竹のおもちゃも見せてください! とお願いして持って来てもらいました。

カマキリ 素晴らしい。全て竹です。

このカニ〜これも素晴らしいですね。ハサミのところなんか、凄すぎます。

ワークショップの後、懇親会をしました。
そして、皆んな はたと、、、気がつきました。

   「平成最後の晩餐会」だということに、、。

岬涯書院の書き初め展から(2019年)

遅くなりましたが、書道展の記録をアップします。
クアトラのホームページの新着情報にご案内していました岬涯書院尾道教室の書き初め展、今月16日(土)と17日(日)に開催しました。

今年で4回目になります。尾道教室は子供達を対象とした書道教室(毛筆と硬筆を教えています)で、水曜日と木曜日に門田コミュニティセンターで行なっています。クアトラでは毎年2月に、作品発表と保護者とお話しする機会を兼ねて書き初め展を開催しています。
今年は、全部アップしちゃいます!

岬涯書院の主催者・山本岬涯先生のくるくる文字〜の作品。可愛く楽しいです。先生ならではの楽しい表現です。

こちらは、両方とも岬涯書院の先生方の作品です。先生方の作品が見られるのもいいですね〜。長く習っている、大きな生徒さんのもあります。

入って正面は、色紙の作品。いつもとても楽しく、文字と絵の両方の表現で子供達の自由な躍動感が伝わって来ます。

子供達の硬筆と毛筆の作品。一生懸命さが伝わって来ます。

毎年趣向を変えたこのコーナー。今年はワイヤーを使って文字を表現。枠にとらわれない文字の表現は、子供達の考えが楽しめます!

山本岬涯先生の作品。

尾道教室の先生の作品。

こんな感じで色々、もりもりの書き初め展です。また来年もどうぞお楽しみに〜。

仕事部屋の新しい仲間たち

今日のカテゴリーは。。『ある日のアトリエ』〜〜

でも、今日はクアトラではなくて、私のアトリエ〜仕事場です。
人様には普通はお見せしない(なぜ?笑)自宅の仕事部屋です。

壊れた時計をついに交換。。日本間の端っこに忘れられていた時計を使います!

   これ!案外 良い・良い!
   音もしないし、透明感ある。
   大好きなメリーゴーランゴやブランコ、動いているが気にならない。
   目を凝らして、やっと時間がわかる。

何かにつけて、ちょうどいい感じ。

窓辺に置いてみました。
右には鉛筆削り、左には暮れに「おもてなし展」のメンバーから買った素朴で可愛いキノコのオブジェ!

あと一つ!
数ヶ月かけて探して、やっと決心して購入した『ワゴン』(というのだろうか。。。)
散らかった仕事の資料などを隠しておくワゴン、、秘密の置き場所!?
まあ、なんでも便利に使いたい〜上の左にはおやつのお菓子(ウフッ)

   そして、これにはとっても素敵なことが二つあります〜

出来上がりが送られてきたこと!
   そう、最近 組立式の家具ばかりで、めんどくさいし嫌いだけど当然と思っていました。

な・なんと、箱から出来上がりが出てきたのです(確認してませんでした)。
   感動しました〜

そして、材質は桐でできているのです。
   軽くて、しかも塗装してあってもとてもいい匂い〜

なにやら一大奮起! 水曜日から3日間かけて整理・片付け・掃除しました。
まだお部屋の半分は整理できませんでしたが、また近いうちにしようと思っています。

断捨離もスーパーの袋4つぐらいは、、、まだまだですなぁ〜。

   でも、気持ちの良い仕事部屋になりました。

   今年もがんばれそう〜!

版画の教室

今年も暮れていきます。
11日(火曜日)今年最後のはがき版画の教室でした。
3人の生徒さんが、年賀状を制作しました〜
みなさん、とっても素敵です。上達されましたね。。。

宣伝もチラシもまいたりしませんが、最近一人生徒さんが増えました!

   みんな、いいな〜〜もう年賀状が出来て〜

実は私も、銅版画の教室で作ったのが「こぶたさん」なので、、、
   ひょっとしたら〜イノシシ〜の年に使ってしまうかも(笑)

なので、版画はアップしません〜

昨年年内に年賀状ができなかったので、年明け追われましたね。でも一年通して良い年になりました。

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昨年もできませんでしたが、今年もリースのワークショップはお休みになります。
まだまだ仕事を抱えていて、時間が足りません。
すみません。。。来年きちんと準備できたら〜〜良いな〜と思いますが
どんな一年になるのでしょうね。。。

ブログはまだ年内書きます!

小さな版画展〜ありがとうございました

25日の日曜日、好評のうちに2018年の「小さな版画展」も終了いたしました。
たくさんの方にお越しいただき本当にありがとうございました。感謝しております。

24日土曜日に関東から、企画者でもある版画家の筆塚氏がお見えになりました。
版画の専門的な話をしているのですが、、、なんとま〜〜にこやかで楽しそうではないですか。。。

この作品が筆塚氏の作品です。下のコップが、神業のような技なのです。

忘れていました〜もう一本のケーキですが、写真を撮る前に切って減ってしまいました。ワインケーキ、熟成するそうです。生地はチョコレートタイプで、ブランデー漬けのチェリーやチョコレートの塊が入っています。おいしかったです〜大人な味です。

ところで、ここのところ月の終わりに驚く自分がいるのです。

   うわ〜ブログがちっとも更新されていない、、、

実は、27日と28日お墓まいりを兼ねて、久しぶりに名古屋へ行ってきました。
   報告は、明日にしましょう。。。

ついに2018年も明日から師走となります。

今年は初物が多かったです。

夢の平積み〜最初で最後かもしれませんが。。。記念にアップしました。
(啓文社・高須店にて)

「こごろうくんと消えた時間」頑張ってね。

小さな版画展初日です!

今日からリトルクリスマス2018「小さな版画展」が始まりました。
普段アトリエ仕様なので準備が間に合うのかな〜〜などとギリギリまで追われますが
いつも始まると苦労も忘れる、素敵な展覧会です!

お外で皆様をお迎えするのは「紫ししとうがらし」。
夏のイベント「クアトラな夏」で購入した鉢です。
   元気な元気な とうがらしくんです。

今日は冷えてきて、お客様をお迎えするのにストーヴを出しました(つけました!)

展示はこんな感じです。
初日の今日は、お客様も途切れなくお越しになって、中国新聞の取材もしていただきました。
明日、記事にしてくださるそうです〜
   みなさま、ありがとうございます。

こちらは、やはり夏の「クアトラな夏」でいつもカフェを担当してくださる
   うたのしま菓子店さんにお願いして焼いてもらった「レモンケーキ」です!
このレモンケーキ、今が旬な季節(レモンの) 抜群に美味しいのです。
島のレモンのフレッシュな味が絶妙なバランスをとって、絶品のレモンケーキです!
   お時間があってタイミングがあいましたら、お出ししますよ〜〜

あと、もう一本焼いていただきました! それはまたのお楽しみ〜〜
  (写真だけですみません)

明日も45点の素敵な版画が皆様をお待ちしています! よろしくお願いいたします。