秋の連休は文化に親しむ〜

久しぶりに連休は、外出が続きました。

12日(土)は「尾道灯りまつり」ですが、15:00から16:00まで向島こころで「堀順子さんの講演」がありました。
現在「尾道子どもの本をよむ会」代表の方で、「おのみち学校で本をよむ会『ルピナス』」の元代表の方です。これまでの人生の遍歴、韓国と日本、中国、満州などを転々としてその中でも読書ができた幸せな時間の思い出。
多種の文化を感じた子供時代、大人になり演劇から始まって熱意持って子供に関わるお仕事につかれたお話など、あっという間の1時間でした。
今の子供達にどんな本が必要なのか、読み聞かせのための今の努力も感じました。尾道市にブックスタート(赤ちゃんに読み聞かせをして絵本をプレゼントする)ができるようになったのも堀さん達の尽力だそうです。
堀さんご推薦の本です!

さて、向島「ばんや」で夕飯を食べて、次は尾道「光明寺」の寄席を聴きに行きました。

(この日、尾道の「灯りまつり」は開催されましたが、台風19号は静岡あたりから大変なことになって行きました)

初めての行く光明寺では、「第18回光明寄席」が開演です!お寺の本堂は超満員です。。。ざっと80~100名くらいでしょうか。。

本堂から。。。

桂 小きんさんと桂 坊枝(ぼうし)さんのお二人による寄席です。
「米揚げ笊(いかき)」(いかきというのはざるのことだそうです)桂 小きん
「天王寺詣り」桂 坊枝
「火焔太鼓」桂 坊枝
の演目でした。天王寺は行ったことがあったので、そんなにたくさんの言われがあるところなのだ、、と感心しました。

どちらも聞けませんでしたが、宝土寺では「ごましおクッキーズ」のコンサートと紙芝居、西国寺では、「ジュニアオーケストラ」の演奏がありました。

   そして、土曜の夜は暮れて行きます。 

14日月曜日の話は、、「芸術の秋」ですかね、、、続きます。

楽しい庭

ちょっと昨日の続き風に、、、
今日の暑い午前中のこと。

高垣家の庭の石臼には水が張ってあります。
我が家の猫も、通りすがりの野良猫も喉の渇きを癒します。
でも、実は住人がいたのです。
ヒキガエルのピエールさんです。

ヒキガエルのピエールさんが後ろを向いている間に、トカゲの天ちゃんがこっそり水を飲みました。
ピエールさんはまだ気がついていません。
「よかった」と反対側を降りて行きました。
「だって、、、暑いんだもん」

さて、ヒキガエルのピエールさんといえば、あまりの暑さに、、、後ろ足の水かきを水につけて冷やしているのです。

「ハァ〜。気持ちがいいな〜極楽・極楽」

楽しい庭のお話です。

台風19号みなさま気を付けてください。

たのしい川べ

ここのところ、本を読むことが増えました。
人から借りた本だったり、久しぶりに買ってみたり、仕事のご縁があって読んで見たり。。。

嬉しいことに、児童文学が多いです。

どうして嬉しいか、、といえば、今までの人生の中で一番読書家だったのは、小・中学生の頃だったからです。
何十年も飛びましたが、小さな頃からの続きみたいです。

かなり前から読んでみたかった「たのしい川べ」。
ファンタジー的な児童文学の草分けみたいな本だと何かで読んだことがあります。

絵が素晴らしい。 見とれます。
クマのプーさんの絵描きさん E・H・シェパードさんです。
翻訳は石井桃子さん。

スコットランドの当時の社会も反映しています。質素で堅実なモグラさんのお家の前にはちゃんと彫刻が何体もあるお庭があるのです。
ヒキガエルが洗濯ばあさん(多分下級層)に扮するところが笑いを誘うのは、、、ヒキガエルの性格が反映しています。
すぐに自惚れるお調子者の、お金持ちのお坊ちゃん、自分は信じていないのですが、洗濯ばあさんに似ている(はずはないのですが)という設定になって、人間や動物が騙されます。

絵の力も素晴らしい。

主人公の川ネズミやモグラに比べて、悪者のイタチやテンの小さなこと!
ヒキガエルの大きなこと!
でも何もおかしくないのです。

作者のケネス・グレーアム氏が自分の子供に聞かせたお話だった「たのしい川べ」
300ページ以上あるのですが、読み終わって私の頭の中は子供のように興奮してこの世界に魅了されました。

旦那に色々興奮して話すのですが、、、「何言っているのかわからない〜」と言われました。
そうですよね、、、ヒキガエルが洗濯ばあさんになって、お城をイタチとテンに乗っ取られて、、、とか

子供に戻った時間。名作ってそうなのですね。

私もお話の世界をまざまざと想像させるような絵が描きたいなぁ と子供のように夢を見ました。(今更ですが・笑)

キツネさん

そういえば、キツネは大学生の時から好きでした。
どんな動物も好きでしたが、大学生の時に好きで買った雑誌が出て来ました。

あまりの可愛らしさにその場を立ち去ることができなくて、なけなしのお金をはたいて買いました。
キタキツネの子供の写真です。中を読むと、涙が止まりませんでした。

カメラマンが餌付けをして生態を撮りながら記録し続けていたのですが、口ハッパ(中に混合火薬を仕込んだ餌:法律で禁止されています)というワナにかかって可愛がっていた親キツネが死んでしまったのです。ちょうど子別れの儀式も終わった直後でした。そしてまたカメラマンも初めて、野生の動物に餌付けをしたという大きな間違いに気がついたのです。キタキツネのメスはいつももらっている肉だと思って食べてしまったのです。
日本での野生動物の保護もまだまだ遅れていた40年以上前の話です。

そう、わたしも若かった大学生の頃の話です。

今年もキツネを何回か描きました。これはカレンダーのために描きました。

ライオンもロバもカピバラもオオカミもバクもイタチもタヌキもカエルも好きです〜
   鷺に猫に犬に。。まだまだあります〜
      ブドウも大好きです。

暑い10月!

やはり異常な気候ですね。
蒸し暑い10月です。

この夏もお世話になりました〜

これです。そろそろ終わりにしたいのですが。。。

わたし的にはパピコも好きなのですが、なんとなく口が切れそうなイメージで。。。

冷たさとミルク味でつい食べてしまいます。
旦那と二人、夏はこれが欠かせない『涼』でした。

高知の被害が少ないことを!

藍!

金曜日に本藍と植物染料の染色家・梅阪尚美さんの展覧会に行ってきました。
場所は福山市木乃庄町にある「GALLERY 森×hako」2階です。
福山では知名度も高い 建築家の前田圭介さんの事務所建物の一角です。
(28日で終了しました)

右がギャラリー、左が事務所。階段の上から写真を撮りました。

ギャラリー内部。カッターナイフで切り取ったような窓と壁の強い木目の木が印象的な建物です。
ギャラリーの窓は、階段を隔てた事務所の窓とハーモニーを奏でています。
(建築を見るのは好きなのです!)

梅阪さんのは、秋に向けて色々な色味のストール、スカーフなどが増えていましたよ(夏のU2での個展に比べて)

今日のタイトルが藍、、、というのは、このハーブティーです。
藍の葉っぱの色が素敵! 少し前に梅阪さんからいただいたものです。
   藍の色に浸って漂っているみたいです。

さて、このギャラリーは月ごと、企画で展示をされるそうです。次回は10月ですね。