23日の講演会

23日のことですが、三原本郷町の南方コミュニティセンターというところに講演会を聞きに行ってきました。

午前中第一部は子供たちが綺麗な川に入って、遊んだり学んだり、体験型の「水辺教室」だったらしいです。第一部の参加者はカレーを食べて、第二部への参加へと。
私は友人たちと第二部からの参加ですが、本郷町の山の上にできた安定型産業廃棄物処分場についてのことから始まり、著名な絵本作家田島征三氏と詩人で絵本作家のアメリカ人のアーサー・ビナード氏との対談になりました。田島さんの絵本に沿ったお二人の対談で、途中絵本の読み聞かせも5編ほどあり、なかなか充実して、かつ興味深い講演会でした。

この二人の作家からは、特に動物に対する愛情が溢れていて、動物視点の考えで、人間がいかに生き物たちを追いつめているかということが、ヒシヒシと伝わってきました。人間も動物も生き物全てが安全に生きることを考える、講演会でした。

基準を守らない無謀な廃棄物が、日々全国から持ち込まれ、投げ捨てられている様子、流れる水の泡や色や臭い、生活の井戸も使えなく、田んぼにも水を入れられない苦悩が伝わってきました。

自分たちの今と子たちの未来、生き物の未来、地球を守れるかな、、、私たちに、私にも。そんなことを考えました。

Focus14-MOU尾道市立美術館

今月もたくさんいろんなところへ行ったのに、「貝のことと、水道もれの事」しかアップしてなかったですね(泣)9月もあと少し。

21日ぐらいに行った、尾道大学の美術館「Focus14」という展示。
大学の卒業生3人のその後。

世羅史津香さんという方の装身具、なかなか美しかったです。「香りたつ美しさと持ち主に寄り添う装身具を」というコンセプトだそうです。納得です。

津川奈菜さん、描くことと消すことを繰り返しながら見えてくる形や情景、それを制作すること自体が、自分と作品とを探すことなのでしょう。

このPHIさんの作品も、完成度が高く面白かったです。
「ネオレトロ」と言われる分野、どこか懐かしくて新しい という世界だそうです。
三人とも、それぞれの分野で活躍しています。
がんばれ!若者!

そして私たち(旦那と私)は、美術館をでた後はお決まりの、宇宙一美味しいラーメン「フレンド」でラーメンを食べたのでした。

おっちゃんブラザー

水漏れを我慢した数年間。

検針の人から「水漏れしてるんじゃないですか?メーターが回っていますよ、水道代も多いですよ」
と言われ続けて、はや5年(以上)。
この夏の7月の水道料金の増大に恐れをなして、ついに漏れをやっつけたのです。

メーター検針の人に聞いた良心的な業者さんに電話してみました。会社は忙しそうだったのですが、「午前の仕事がキャンセルだったので来ました」とその日のうちに職人さんが来て、漏れを探したけど分からなくて、一ヶ所コンクリートをはつって(専門用語?)「漏れの場所はわからないので、配管は外付けにしましょう」 といい、「見積もりをしてきます。電話でまずは知らせます」なんて言って帰って行きました。
そして、真夏の1ヶ月以上、なしのつぶて、、で暑さも少し引いたので今月9月初め、もう一度水道屋さんに電話してみました。

受付の女性の方は、びっくりして、「誰が伺いましたか、、、?」 って、こちらが聞きたい。
次の日、別の職人さんから電話があり、「すいませんでした。明日の朝、早めに伺います。漏れの場所を探します」
「何人もの人が漏れの場所はわからないと言っていましたので、外配管でいいです」 というと、
「それじゃお金もいくらかかるかわからないから、漏れている場所を探します」とのこと。

そして、やってきたのが『おっちゃんブラザー』
少し年配だけれど、妙に息がぴったりな二人。彼らは兄弟でした。
お兄ちゃんの方、一度の検査(40cmほどのステンレスみたいなのの先を当てて耳で聞くやつ)で、水漏れはこの辺しかないな、、といい当てました。
台所の下でした。

   すごい!

今まで、何人もの人に散々わからないと言われ続けたのに、、思いがけず一度でわかるとは。これぞ真のプロ職人!!
2カ所コンクリートを引っ剥がしたところ(はつったところ)、そこには漏れた水が溜まっていた。
何年間も漏れ続けた水は、いったいどこに、、、怖い。。

そこを外配管にして、1日で終わると思われました。

「奥さん~ダメだわ~どこかで配管が別れていて、それをみつけんとそこから先が止まってしまう」
台所以後のお風呂やトイレ、隣の借家の水道が全て止まってしまった。
一難去ってまた一難。
「床に潜ればすぐわかるんだけど、、、」とぶつぶつ言いつつ、
「ここを掘ってみよう。ワシらの勘では、多分この辺に水道管が、、あるはず」
と、裏口の下を掘ってみた。

昭和の家は、増築増築で、使わない離れもあり、水道管も色々あちこちに。もはや迷路的。
しかし、1日目には出てこなかった。
「もし出てこなかったら、、どうなります??」
「おかしいな~わしらの勘じゃ~ここら辺なんじゃがの」と1日目、終了。
漏れの場所はわかったものの台所以下が止まってしまうので、外配管ができず、最初の漏れと同じような配管に戻して帰って行きました。
最悪は、大工さんを頼んで、台所の床をはがして水道管の配管を探そうか、、とも考えました。

二日目、土曜なのにやって来てくれて、コンクリートをもう少しはつって、結局すぐ先にあった配管を見つけてくれました。

そして、すべての外配管を終えて、帰って行きました。

三日目、はつったコンクリートをキレイに詰めて作業は全て終わりました。

家中掘り返されるイメージで恐れていた私の想像をよそに、的確なお仕事ゆえに早くて最小限度の作業。
すごい〜多分最低限の経費。

おっちゃんブラザーの言葉
『ワシらぁの仕事は、漏れを見つけることじゃ』

これぞプロの職人さん、かっちょいい! 感動して感謝した出来事でした。

(文章を練っていたので、これはちょっと前の9月初旬のことになりました)

タニシとニシ

前回のブログ「人生の初物」ですが、とっても間違っていました。

我が家がいただいて、先日私が食べたのは
『通称・尾道での方言 ニシ = 標準和名 スガイ』
だったのです。
海辺の貝です。

で、こちらが田んぼによくいるらしい『タニシ』です。
淡水にいるんですね。

(どちらの画像も、借り物です)

書いていなかったのですが、小さい頃食べたことのある旦那さんは『ニシ』と言っていたのです。
でも、旦那はタニシとニシが一緒(仲間?)と思っていたらしいのですが、海辺で採れるのは知っていたようです。

多分これで、合っていると思うのですが、、、
ブログを読んでもらっている人からの話と総合して、調べてみました。

貝もなかなか深くて多い〜〜〜人間の誕生なんかよりはるかに長〜い歴史を持つ貝ですものね。
人の歴史が500万年前〜とか、貝は5億5千年前〜とか 書いてありました。

なんのこっちゃ という今日のブログですが、とにかくタニシとニシのこと、間違えました〜(ごめんなさい)

人生の初物

水道漏れの話を書こうと思って、文章だけ練っているうちに、数日立ってしまいました。
9月のブログも最低ラインを泳ぎそう〜〜(すみません)

今日、人生初のものを食べました。
またもや、綺麗でない。。。
頂き物の『タニシ』です。

子どもの頃、似たようなものを海水浴場で食べました。
あれは、、、サザエの壺焼き!

それに比べると、大きさが象とネズミぐらいの違い。
いや、マグロとイワシぐらいの差かな。

感想は、まあ珍味ですね。
中身をとる方が大変です。
ちょっぴし苦い大人の味でした。

尾道へきて、初めて食べたものもいろいろあったな〜

何って、例えば、キクイモ、ムクゲじゃなくて、ムカゴ、朝どりの生ワカメとか。
田舎暮らしを知らない私には、それぞれに、どれも珍しく新鮮です。
大した物でなくても、どれも新鮮なので、それを食べたことが、全部新鮮な感動でした。
イチジクも尾道へ帰ってから初めて食べたのですが、美味しくて驚きました(我が家で採れます!)。
イチジク(蓬莱種)は尾道の名産なのですが、すぐに痛むので近郊への出荷だったそうですが、「やっと名古屋に出荷できました」と、今夏のニュースでやっていました。