クアトラな夏のお知らせ

娘が帰ってから、2ヶ月半が経ち、初孫のひまりちゃんが生まれて3週間が過ぎようとしています。
なんだかふわふわした日(いつもと違う幸せな時間!?)が続いています。

いかん、、自分の仕事はあるのです。7月は大切なクアトラのイベントが待っています!

皆さま、来月「クアトラな夏」を開催いたします。
(ようやくDM印刷会社へ入稿いたしました)

どうぞよろしくお願いいたします。

子供になった日・子どもの日(思い出編)

こどもの日! 素敵な催し物はあちこちでありました。
まずは、尾道商工会議所広場の「家族の台所」へ行って来ました。
毎月第1日曜日に10:00から15:00時まで開催するオーガニック、無農薬系のマルシェです。音楽もあるし、魚屋だって出るのですが、その中で一風人目を引く絵本のコーナーが、奥の大きな銀杏の木の下にあります。
今回のテーマは虫の生命(カブトムシ)と臓物(ぞうもつ)。でしょうか。。。?

手前のま〜るいテーブルは中医学の地図帳『肝版』ぬり絵大会。(私は間に合いませんでした)
子供達に大人気!!! こんな経験のできるこの子達は幸せですね。
そして、そろそろ「かぶとむしは どこ?」という本の読み聞かせが始まろうとしています。

実は、すでに終わってしまった大型絵本の読み聞かせですが
間に合わなかった私ともう一人のお客様の為にもう一度読んでいただきました。
(ありがとうございます)他にも大人が聞き入っていました。
「ぞうもつをなくしたはいえな」(アフリカの伝承のお話)

大きくて絵も大変面白く迫力です。

アフリカの伝承物語だそうです。アフリカの大きな子供達が小さな子供達に語るお話だそうです。(童話作家:林原玉枝さんの説明です)
きっと、大人は狩をしたり、食事の準備に忙しいのだろうな〜と思います。
文明は労働時間を短縮しますが、大切なものもなくしてしまいます。(飛躍です〜)
ちなみに、ここの本は全て林原玉枝さんの所蔵されている本なのです。

「かぶとむしは どこ?」のお話が終わったら、大きなカブトムシの幼虫の登場です!!!
これは、神石高原からやって来た大きな大きな幼虫ですが、二匹で100円で持ち帰れます。
子供達は、きゃっきゃ、きゃっきゃ言いながら腐葉土と一緒に持ち帰ります。
大きなカブトムシが育つ頃には、暑い夏がやって来ますね。

魔法のような銀杏の木! 子供の日はここからお菓子が降って来たりするそうです!(笑)

もちろん、周りも素敵なお店がいっぱいです。

そして、写真は撮れませんでしたが(撮影不可で)夕方向島の「こころ」でコンサートを聴きに行って来ました。こちらも素晴らしい。

楽しいこどもの日! 大人も童心に戻ります。 

   昔は子供だった大人も楽しめる日なのです。

星がかがやくように

2冊目の児童書が刊行されました!

今朝の朝日新聞第一面のサンヤツ広告に載せていただきました!
   こごろうくんと2冊両方出るなんて、これは生涯に一度と思いました(笑)

中の挿絵は、モノクロの挿絵です。少しご紹介。。

   ある日のお花屋さんの様子。
      花たちの会話が始まります〜〜

個性を尊重しながら、自由や平等、想像力を大切にしてほしいと願う作者、田坂 仁氏。
平和を願い、これからの子供達へのメッセージが込められています。

お話にあう優しい絵にしようと思いました。

ブラタモリと岩合さん

今日はまさに宣伝みたいです!
どちらもテレビでは、ファンしています。

ブラタモリの尾道編はテレビで見てとても面白かったです。
(尾道新聞3月23日付け)

そして、岩合さん初の監督の映画。。。
これは福山エーガル8シネマズ というところらしいです。
尾道も来てくれるといいな〜〜
   見たいです。

岬涯書院の書き初め展から(2019年)

遅くなりましたが、書道展の記録をアップします。
クアトラのホームページの新着情報にご案内していました岬涯書院尾道教室の書き初め展、今月16日(土)と17日(日)に開催しました。

今年で4回目になります。尾道教室は子供達を対象とした書道教室(毛筆と硬筆を教えています)で、水曜日と木曜日に門田コミュニティセンターで行なっています。クアトラでは毎年2月に、作品発表と保護者とお話しする機会を兼ねて書き初め展を開催しています。
今年は、全部アップしちゃいます!

岬涯書院の主催者・山本岬涯先生のくるくる文字〜の作品。可愛く楽しいです。先生ならではの楽しい表現です。

こちらは、両方とも岬涯書院の先生方の作品です。先生方の作品が見られるのもいいですね〜。長く習っている、大きな生徒さんのもあります。

入って正面は、色紙の作品。いつもとても楽しく、文字と絵の両方の表現で子供達の自由な躍動感が伝わって来ます。

子供達の硬筆と毛筆の作品。一生懸命さが伝わって来ます。

毎年趣向を変えたこのコーナー。今年はワイヤーを使って文字を表現。枠にとらわれない文字の表現は、子供達の考えが楽しめます!

山本岬涯先生の作品。

尾道教室の先生の作品。

こんな感じで色々、もりもりの書き初め展です。また来年もどうぞお楽しみに〜。

「マリンブルー」林元子児童文学作品集

「マリン ブルー」林元子児童文学作品集。
以前イラストを少しアップしたことがありましたが、イラストも編集も全て終わって昨年11月に作品集は完成することができました。
尾道児童文学研究会(おはなしのこみちの会)の林 元子さんが書きためた作品集です。
1991年〜2012年の同人誌に掲載された作品の中から選んだ22作になります。

なかなか決まらなかった表紙ですが、急きょタイトルの作品が変わって、ぴったり決まりました!
   林さんにとって一番大好きな作品だそうです。
   マリン ブルー

扉のページ!海が好きなご主人が撮った写真を使わせてもらいました。
   ご自身の船で、家族でレジャーを楽しまれた思い出の写真です。

目次になります。22作品が並び、100ページを超える立派なものになりました。

最初の作品は、お孫さんと公園へ行った時の思い出からできた作品。
   まんまる まる〜ん

二番目の作品は、  ゴンタとギンの星座
このゴンタくんイラスト、気に入っております。イラストを一筆箋に使わせてもらいました〜

   亀島 
唯一ご主人の写真をイラストの代わりに使った作品です。
扉も入れて、5枚のお写真のうち4枚は使いました。(一枚は同じ場所でしたので)

   家族の思い出のお写真もきちんと入れることができました!

裏表紙です。ここは、私のすでに持っていたイラストの部分を少し変えて使いました。

編集したりイラストを描いたりしながら、他のお仕事の合間に作業させていただいたので、半年は持っていました。でも晴れて昨年のうちに出来上がって、ホッとしました。
林さんも大変喜んでくれました。長く油絵を描かれているご主人のカットも入っています。
林さんのご家族との思い出のアルバムとも言えます。

作品集を制作させていただき編集の勉強にもなり、またイラストを描くのは楽しかったです。
   私のお気に入りのイラストも沢山描けました。
      ご縁がなければ生まれないイラストもあるのです。

さて、作品集ですが、使っていただける方、希望される方(ご覧になりたい方、読み聞かせにお使いになるとか、図書室などに置いてくださるとか)はお知らせください。私も2冊は差し上げられます。林さんにもご連絡いたします。林さんは、三原市在住の方です。(林さんの希望で無料になっています)

   どうぞよろしくお願いいたします。

ピエロック一座

突然に決めて、土曜の夜に車を走らせた。
入手した情報で、どうしても見たくなり
夕飯を食べて、風邪引の旦那を家に置いて出かけます。

ピエロック一座の人形劇! 尾道の中央郵便局の横の広場にて。
本場チェコで学んだ人生の深さも感じる一人劇団!

   19:00開演〜

ヴァイオリンがまた素晴らしい!
哀愁漂う音色は、一流とか上手いとかではなく、彼の芸の心そのもののような美しい音色でした。

アコーディオンもすごい、、、お人形さんと同時演奏(笑)

お人形の可愛い動きとユーモラスなトークに引き込まれていきます。

エルビス・プレスリー みんなも思わず一緒に歌います。
   腰もひょいっと上がり、拍手喝さい〜!

マイケル・ジャクソン なかなか、動きが良いです。
   もちろん、ムーンウォークも出来るのです。

マリリン・モンローちゃん 長〜いまつ毛が可愛い〜
   こちらは勿論、スカートがめくれたりするのです。

歌いながらだったり、、時には鼻歌風だったりしますが、とても味のある歌になっています。
最後の演目は、チャップリンの街の灯りのような場面!
(右側のお人形です)

  〜尾道ラーメンが3杯食べられるという100円を拾ったのですが、女の子のバラを買ってあげるのです〜

チャップリンの手の平には、拾った100玉もくっついています。
バラの花も受け取ることができるのです! うわ〜!

そして最後は団長さんからのプレゼントの歌ーチャップリンの「smile」。

   旅芸人になりたかったという団長さん! 
   (19人(たぶん)のお人形さんが劇団員)

「夢は叶いますよ〜ずっと夢を持ち続けてください」
   と、子供達にメッセージを伝え、、、終わりました。

みんな時間が経つのも忘れて、夜の広場でピエロック一座の公演に見入りました。

帰り道、シャッターの閉まった寒々とした商店街もこの日は明るく暖かったです。

有松の旅〜

版画展が終わって、まだ展示もそのままでしたが私は名古屋へ出かけてきました。
朝、8:58分かな〜新尾道のホームに入ってきたのは、「キティー新幹線」
   思わず、テンション上がります。

今回の目的は、二つ。
一つはお墓まいり、もう一つは絞りを友人に見せること。友人は若いけれど藍染と植染をやっている染色家です。

   私の郷里は、有松絞りの町「有松」です。

数年前に、お家も処分したので残っているのは絞りに携わる友人、働いた会社、同級生、そしてお墓。
今回、染物屋さん2件(友人)と昔の会社、絞り会館、豆絞屋さんなどいろいろ見学してきました。

ここは、町の中ほどにある「絞り会館」です。2階建てで、下はお土産売り場、2階は展示室と実演をやっています。展示室も結構面白く、15分ほどのビデオを見せてくれます。私には懐かしい顔ぶれが何人も出てきました。
実演のおばちゃんと昔話に花開きます〜

   誰々は知っとるか〜。。?誰々は死んじゃった〜。。  あんたよ〜知っとるね。。。とか。

私が、絞りやさんで働いていた時に絞り会館はできたのです。もうず〜〜っと昔の話になりました。

私が働いていた会社は「竹田嘉兵衞商店」と言って、有松に絞りを根付かせたお家でもあり、絞りの老舗の会社になります。東海道(旧街道と呼んでいます)ぞいにあり、古い町並みの中でも有数の旧家です。
そんな旧家には、たくさんのお宝があります。

勝海舟が書いた、掛け軸。

これは解説です。(これは知らなかったな〜〜)

竹田嘉兵衞商店でもたくさんの古い貴重な資料を見せていただきました。
亡くなってしまったお世話になった方の息子さんが、立派な成人になっていました。
少し胸が熱くなりました〜そう、時代は進んだのです。

泊まったのは、「MADO」というゲストハウスです。最近できた初めての有松での宿泊施設です。
おかげで助かりました〜〜近場に宿泊施設がないのが有松の不利なところ、、、でも一軒でもよかったです。
旧道沿いの古民家を改装〜貸切でしたので友人と二人悠々と泊まれました。

この掛け軸は、夕飯をいただいた「庄九郎」というカフェ・バル・レストランのお部屋にありました。
すぐにわかりました。有松の天満社のお山車3台と天満社が一番上に描いてあります。
大掛かりな秋のお祭りで、小学校の時はお祭りにはお山車を引いたり天満社の上まで行ったりしました。
懐かしいです。いい掛け軸ですね。

二日目はとにかく、お墓へ行くこと! 忙しい染め屋の友人が送ってくれてお花を買って無事にお墓参りをしてきました。子供達の結婚、私の本のご報告。たくさんのことを伝えてきました。
友人をお連れしたので、私ももう一度絞りの勉強になりました。

   こんな町に居たんだな〜

みんなありがとう。有松も人もたくさん優しかった。。。久しぶりの里帰り。

せとうちスタイル

8月も今日で最後になります。(0時を過ぎてしまったので、もう9月ですね)
夏の好きな私にはちょっと寂しいですね。

最後は雑誌のご紹介!
「せとうちスタイル」前身は「せとうち暮らし」

四国の高松の編集社「株式会社 瀬戸内人」が出版しています。
とても素敵な冊子です。

「せとうちスタイル」の創刊号は尾道/向島 でした。
「せとうち暮らしvol.20」(最終刊)には『文化船ひまわり』のことが特集されました。

お世話になっている林原玉枝さんのエッセイが載っています(創刊号)。

尾道へ来てから5年が経ちました。
すっかり瀬戸内の眺めに慣れ、心落ち着く風景となりました。

「せとうちスタイル」は999円。今はvol.6まで発刊されています。
バックナンバー全て買えそうです。

盆の鉦太鼓

昨日のこと。
お盆も昨日でそろそろ終わりでしょうか。。。
また仕事をしている私ですが、、、朝から何やら気になる音が、、、

そう、盆の鉦太鼓です! あっちやこっちでなっています。
イッチバン近くで音が鳴っている時に、ついにカメラを持って走りました!

カンカンカン、チンチンチン、ドンドンドン  てな感じです。
亡くなった方のお写真が右奥に立てかけてあります。

クアトラが建った年(5年前)にやってもらいました。
新築のお祝いや亡くなった方がいる家庭が供養にお願いします。
背中の「門」は門田自治会の印でしょう。

これがなかなか歴史があるそうです。
380年〜〜干ばつの時の雨乞い、そして恵みの雨の時に感謝して、、、
もともと農村部の踊りなのですね。

と、、、不思議な人に気がつきました。右の赤い着物を着たおじさん〜(でした)
   怖そうなカツラをつけています。それだけですが、、、

天の神、水の神、農事の神に感謝して、五穀豊穣、無病息災、家内安全を願います

尾道へ帰って5年目、、、最初はなんか変な感じでしたが
   今はこの音が懐かしい〜

今年も無事に カンカン チンチン ドンドン がやってきました。