歌展

知人の吉川敬子さんの歌展。
福山のsankakuギャラリーでやっていました。
(アップが間に合わず・・・20日で終わってしまったのですが)
短歌の展示です。
『琺瑯の赤の薬箱』という彼女の短歌の歌集から24首選んで、展示した展覧会。

この本の短歌が素晴らしい。
高校の教員時代から16年間の歌が詰まっています。
ご主人の7回忌に本にされたものです。
教員時代も家族と向き合ったことも、木々や畑や自然と向き合ったことも、真っ直ぐな目でみた素直で鋭い歌いっぷり。
(うまくほめられないのですが・・・)

展示の方ですが、額の中は、活版印刷で印刷した歌。
24首の中から、好きな短歌を活版印刷で仕上げてくれるそうです。
活版印刷の短歌はとても趣があります。
額の下の24首はプリントですが、気に入った歌を一首持ち帰れるという、心にくいサービスも。

この歌、この中ではとても気に入ってます。

お祝いの花が多くて、びっくり。

あと、もう一面の壁には、吉川さんのお宅の庭が映像で流れて、その時の音も流れていました。
とても凝った展示でした。

sankakuさんが、吉川さんの短歌のために目一杯考えた展示で、それもとても気持ちよく伝わってきました。
とても良かったです。

事後報告で、ほんとうにごめんなさい。

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