一人の洋画家

尾道の一人の洋画家が亡くなりました。

私はあまり知らないけれど、旦那さんは画家仲間として、尾道北高の同窓生として、よく知っていた。
骨髄異形成症候群という難病になって、何年目なんだろう・・・2年目・・
その間、同期生や知人、油絵の生徒さんが主体となって、看護のお手伝い、美術館などへ寄贈をあたり、また何度も展覧会をして、地元の人たちも何度も展覧会へと足を運んだ。
絵を見て、絵を買って・・・今、画集が出る話もすすんでいるらしい。
12年前、私たちが尾道へ帰ってきたときに、旦那の友人夫婦の計らいで、その画家さんと二組の夫婦の五人で飲み屋さんへ行った。
私は初めて会う尾道の人たち。
初めて会ったその画家さんが、旦那に言った。
「なんで高垣は尾道へ帰ってきたんだ。なんで東京におらんかったんだ・・・。あっちで頑張ればええが」
少し責めるような口調だった。
その画家さんが亡くなって、私はその時の様子と、その言葉がふっと蘇ってきた。

呑んべと言われた彼、タバコもたくさん吸った、死ぬほど絵を描いて、死ぬまで絵が描きたかった人。
たくさんの尾道の人から愛された洋画家。
彼の絵は、尾道のあちこちの自宅やお店で、いろんな場所の美術館で、静かに生きていく。

尾道の一人の洋画家が亡くなりました。賞もいろいろとられた方です。

高田三徳氏(国画会会員)享年75歳(たぶん) 心からご冥福をお祈りいたします。

小さな絵が、クアトラにもあります。

クアトラな秋

9月も終われるようにすぎていきます。

『クアトラな秋』来月10月18日(土)19日(日)10:00〜16:00まで開催します。
日々、宣伝に明け暮れています(笑)

今回で10回になります。

   いや〜よう頑張った!

と自分で思いました。
12年前に神奈川から尾道へ帰ってきて、クアトラという素敵な場所を得て、私の企画でマルシェ風なものをやってみようと思い、アートな作家仲間や出会った作家を中心に、人や傾向も代わりながら試行錯誤で10回を迎えることができました。
カフェも5人の方が変わりながら関わってくれていつも美味しいカフェで、今年もとびきりのバスクチーズケーキが食べられます。
ワークショップもいろいろ、やってくれる人が少ない時は旦那さんにプレス機を使った簡単な版画なんかもやってもらいました。
2年前から朝採り野菜を出してくれる友人、今年はなぜか手芸グッズや布が格安で放出されます。
友人から頼まれたのですが、まさに市になってきました。
時期が合えば、めっちゃ美味しい手作り干し柿も出ます。
やっぱり一番は充実の展示です。
(私がやばい・・・)

あとは、たくさんの方に来ていただくだけ・・・ここが一番苦労するところです(笑)

   最後は神頼み。。。

もう少し頑張って宣伝します。
どうぞよろしくお願いいたします。

そうそう、ワークショップのお申し込みは私までお願いいたします。

魔法のキーウィ

今年はジャムをよく作りました。

酸っぱすぎて、つい食べるのを遠慮してしまう梅ジャム。
完熟梅で作ったのだけ、成功しました。

その後、いただいたブルーベリーとか最近はイチジクのジャム。
その時に、量が足りない・・とか、甘すぎた・・とか、パンチがない・・などどいう時、魔法のキーウィを入れるのがおすすめです。
どちらも入れました。

ブルーベリーは量が足りなくて、イチジクは甘すぎて個性がなかったので。
キーウィを入れると、程よい酸味と糖分で、とても美味しくなります。
もちろん、素材が十分おいしい時はいらないと思います。
(私の感覚かもしれませんが)

酢豚にもおすすめ・・・酸っぱ甘い感じ(笑)

左がブルーベリーとキーウィ、右がイチジクとキーウィ。
どちらもとてもおいしいです。

魔法のキーウィ と呼んでいます。
ゴールドキウイで黄色い方です。
ただし、実はすぐ溶けて、黒い種はいっぱい残ります。

文化の秋

今日は、9月も11日。早いな〜。
本の仕事が今月早々に終わって、「クアトラな秋」のDM作って、秀光さんの冬の版画イベント「シードストーリーズ」のデータの準備をしていたらあっという間に、今日になりました。
今月からはあちこち出かけることにしています。「クアトラな秋」のDMも配らなくては・・・なのです。

会期中にアップしたかったのですが、9/5〜9/8まで、尾道の商店街にあるBank(まちなか文化交流館)で彫金と籠と革のグループ展をやっていました。写真だけですが・・・素敵な展示でした。
それぞれのワークショップも会期中にあったのですが、思わず、3分ほど籠の藤を5cmほど体験しました(さわりだけ)

私はFikaの先生や生徒さんが友人なので、ついつい、その写真がほとんどになっていました。
先生の作品は、繊細でちょっとファンタステック、可愛いです。
お友達の生徒さんのは、それぞれの個性が光ります。
友達の作品それぞれ、作りたいものをちゃんと仕上げてプロみたい!
先生も上手く個性を引き出して、技術指導も上手いんですね。
実際のアトリエは、先生のお人柄もあって、アットホームでとにかく暖かくて可愛いアトリエです。
置いてある小物も可愛くて、そうそう妖精がいそうな感じです。

さて、私は、「トカゲ」と書いてありましたが、なぜかヤモリに見えた可愛いものをお願いしてきました。
多分、イヤリングだったのかな・・・ネックレス用にしていただきます。
手元に来たらアップします。

今日から「クアトラな秋」も宣伝もします!

8月の終わりに

4月にお話をいただいて、5月ぐらいから集中して描いていた本のお仕事も、やっと終わりが見えてきました。
今月中になんとかおわらせたいです(汗)
と・・・今までできていないことが、出没します。
カレンダー3年手描きで3匹の猫ちゃんを描いてきたけれど、今年はパソコンに戻ろうかな。
時間が足りない感じ。
年内にみんなに配れるように(買っていただけるように)、焦ります。
いや、がんばります!
それから、「クアトラな秋」の準備。
こちらも、大急ぎになりそうですが、どれも楽しんで進めたいです。

絵を描いていた何ヶ月かの間に、思わぬ人が亡くなったりするのです。
今年、子どもの頃から毎年お世話になった、神戸の叔母がなくなりました。
兄弟のいなかった母親が一緒に育った従姉妹です。

そして今日は、広島で長く秀光の絵を応援してくださった知人が亡くなった という知らせを受けました。
家具とか調度品を置いている大きなお店でした。
秀光さんの母方の従姉妹からの電話でした。
ずっと一緒にお店を手伝っていて、従姉妹も秀光の応援をしてくれていました。

来月、行ってみようと思っています。
ウクライナへのロシア侵攻の日、2022年2月24日に最後に広島へ行った時訪ねて以来のご無沙汰でした。

心からご冥福をお祈りします。

春先、ドクダミがいっぱい咲いていました。
来年は、もっと利用しようと思っています。
いろいろに使えるそうです。
花言葉「白い追憶」(他にもありますが今はこれがぴったりです)

冷やし豆乳坦々麺

冷やし豆乳坦々麺・・・だったかな。

偶然、食べる機会があって向島の『わこちゃん』というところで食べました。
そんなに辛くなくてとっても美味しかったです。
一番上の赤いのは、ドライトマト。
売っていたら、買いたいぐらい美味しかったです。

強いて言えば・・・笑
麺がちょっと硬め・・トマトが凍っていてなかなか食べられない。
器もお汁もめっちゃ冷えている。
クーラがガンガン効いて風も吹いている(クーラーから)。

私が、暑がりのメンズの若者とかガテン系のお兄さんだったら、なんの文句もないと思います。

でも、美味しかったですよ!

そういえば、サムゲタンは韓国の宮廷料理だったのですね。
どうりで、なんとなく歴史を感じました。
薬膳料理でもあるのかな。。。美味しかったです。

なぜか時々アジアンな日々。