いろいろな春

そういえば、我が家の敷地に小さな借家がある。
この春まで近くの大学に通っていた女の子が卒業して(仲良しだった)、4月から新一年生が住み始めた。
初めての男の子、大分出身、、爽やかで女子とちっとも変わらない雰囲気です。
なんか最近の子は、ほんと、小綺麗で、もさくない。

明日は入学式という昼近く、「トイレの流れが悪いんです」とメールが来て、びっくり!
この敷地は、水洗だけれど合併槽で、借家はなお電気による強制排出。
ダンナは、めずらしく同窓会の花見に行っていた。

   焦る〜〜申し訳ない

ほろ酔いかもしれないダンナに電話してみる。
「ブレーカーが全部上がっているか、確かめて」

案の定、ブレーカーがトイレのところだけ落ちている。
そして、上がらない、、、単純な私は、ブレーカーが壊れたと思った。
「中国電力に電話してみるね」
と、、ブレーカーなどの器具の修理は、お近くの電気屋さんへ修理をお願いしてください とのこと。
お世話になってる電気屋へ電話しながら思い出した。
   あ、なんと、一時から美容院を予約してた。
それで3時以降に来てもらうことに(キャンセルするといつ行けるかわからないのです、予約が取れなくて)。
申し訳ないけど「トイレは大丈夫?我が家でもクアトラでも使ってね」と再三聞いてしまいます。
が、いつもサラッと「大丈夫です」と答える。さすが、若者。
本日の予定は、購入したバイクを取りに行くことらしい。
明日は、そう、入学式なのです。

3時前に美容院から帰って、電気屋さんに電話をすると、5時以降になるという。

   焦る〜〜〜悪いな〜〜

ダンナが4時ごろ帰ってきた。メールで許可を得て、留守宅の借家に入らせてもらうことに。
ダンナがブレーカーを確認してみると、、
「これ、どこかショートしてるかも、、ブレーカーがそうそう壊れることはない」

となると、電気屋さんを待つしかない。
ダンナは、下水の工事をしてくれたところにも聞いてみる。
どんなことが想像できるか、、、など。

と、じたばたしているところで、電気屋さんがやってきた。
下水の槽の近くの外壁に、コンセントが二つあって、強制排出のコードだ。
これの左側が、通電していない、、、つまりショートしていることがわかった。
多分、ポンプが壊れている、、との予測。

   えっ、どしたらいいの!
   下水工事??
   明日は入学式?
   トイレが使えない??

すると、電気屋さんが通電していないコードを抜いて
「多分、残りが予備のポンプにつながっているかもしれない・・」と。

なんと、流れました!!!
理解不能ですが、予備のポンプが付いていたらしい。
下水道の工事をした人も、早よ言ってくれたらいいのに、、、

何がなんだかわからないうちに、事態収束、終了しました。

とそこへ、ピカピカの原付を取ってきた新一年生が帰ってきた。
「かっこいいバイクだね、、新車?トイレ直った直ったよ!」と私たち。
「中古です!」

彼は、涼しい顔で嬉しそうに家に入っていった。

   あ〜〜よかった。トイレが使えないって、焦ります。

ずっと爽やかな借家人でした。
予備のポンプ、またつけてもらわねば!
(今日は写真はないんです)

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