2020年3月4日
動物病院のくまちゃん先生
今日の午前中、ココを連れてかかりつけの動物病院へ行きました。
近所の「くまさん動物病院」です。
ココは右目の治療で昨年の11月から頻繁に通っています。
午前中に行くのは、久しぶりです。
今日は空いていました。(狙いどうり!雨の日はワンちゃんは来ないのです)
このくまさん動物病院(通称:くまちゃん)はとっても混んでいるのです。
人気の秘密は、くまちゃん先生が丁寧なこと、、と人懐っこい感じがするのです。
と長く思い込んでいましたが、、、ひょっとしたら名医かもしれない。。と最近思い始めました。
ココの順番を待っていると、何人かの親みたいな飼い主さんと話します。
そうしていると、例えば、他の動物病院2件に見放されて最後に此処へ来て、今は先生がアレヤコレヤと治療をしてくれるそうです。
と本当に、嬉しそうで、ありがたそうに話されている人にも会いました。
単に、お金儲けではない、、と思います。
考えてみれば、避妊去勢から外科から内科、目や耳など耳鼻科から皮膚科とか全てを見てくれるわけです。
すごいな〜と思います。
ココの右目に関していえば、ヴィールス性のヘルペス菌が目の持病でした。
少し悪くなっていて、白い膜の上に黒点が出ていました。
「黒点が取れて、痛がることもあるかもしれないです。。」と
兼ねてから、釘を刺されていました。
実は、まさ〜か、と希望的に考え、半分信じていませんでした。
10月末に突然ココの目が開かないくらい、ドロドロして、何かでくっついていたのです。
それは違う緑内障の菌が併発して、溶解性の角膜炎になって角膜が溶け出したのです。
(と、くまちゃんはすぐに見立てました)
それに合わせて手元になかった薬をすぐに取り寄せてくれて、点眼ですが治療を始めました。
ココが食欲がないときは、痛みがあるということ、食欲があるでしょ、痛みがとれたようですね。
そんなことが、くまちゃんにはわかるのです。
「ひょっとしたら、黒点が溶け出した角膜のドロドロで流れるかもしれないですね」
と、クマちゃんがちょっとイタズラっぽく笑って言いました。
そのうちに、溶解性の角膜炎が治り、進んでいた白い膜の上の黒点が幸運にも一緒に流れて取れたのです。
12月末ごろでしょうか。。。
元旦、右の目に白い膜がいっぱいかかっています。
そして「これはラッキーにも黒い点が流れましたね。それに溶解性の角膜炎も良くなっています。」
1月にはかなりよくなりました。
1月16日ぐらい。
ひどい時には、週に二回も通っていました。
その頃、毎日のように出会っていた、小さなワンちゃんの飼い主さんにはもう会いません。
小さな動物の生命力はわからないのです。
ココは幸いにも、右目の失明を免れました。
今日、くまちゃんにやっと、溶解性の角膜炎の抗生剤(目薬)はもう終わっていいと言われました。
「これは、学会に出してもよかったぐらいの、幸運な珍しい事例ですね」(くまちゃん)
「先生、写真撮ればよかったですね!」(私)
「まあ、今となってはね、、ヘッヘッヘ」(と くまちゃん、嬉しそうに笑う)
偶然ですが、この看板のくまのイラスト、遠い昔まだ旦那さんの父親が看板屋さんをしていた頃に旦那が書いたのです(私じゃないのです・笑)
くまちゃん、ココの右目 ありがとうございます。