原始の女神

もうすぐ始まる基本オンライン展覧会の「版画アマビエ」展。
先日少しお知らせしましたが、そろそろ参加作家16人の画像が揃ってきました。
期間をとって展示もしようと思っていますが、12月まではクアトラに作品がありますので、ぜひ見に来てください。

今日のは、旦那さんの作品です。   

   タイトル「原始の女神」

[作品について]
およそ宗教と言うものに縁遠い私でも、人が祈リたくなる時の気持ちは理解できます。人が願い祈る行為もその形も美しいと思います。世界がグローバル化した事で世界中に広まり、猛威を振るうコロナウイルスによって、人は家の中に留まり、今までの価値観を問い直す時間を得たのかもしれません。しかし、このコロナウイルスの一刻も早い終息を何に祈ればいいのか考えた時、原始の女神の姿が浮かびました。この絵のモデルになっているのはエチオピアの少数民族のリス族の少女ですが、原始の女神として描きました。この版画の裏側にはもう一 人の女神の姿を見ることができます。女神の顔は一つではないのかもしれません。

実は、裏面も大変美しいのです。

今度きちんと写真を撮りますね。

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