2020年2月24日
斎藤清版画展〜後期
三良坂平和美術館で斎藤清版画展の後期が始まっています。
本当に素晴らしく、またその数に驚きます。
館内の撮影も遠近でならという了承をいただき、撮影させてもらいました。
今回木版画に混ざって、2点のコラグラフがありました。
木を彫るのでなく、ボンドで描いて版を作られたそうです。
語源もコラージュから来ているそうです。
右の作品がコラグラフで制作されています。近くで見ると、木版画でないのがわかります。
1950年代初期の作品です。
中央に印刷物なども展示されています。
素朴で愛らしいですね。
花と少女のシリーズです。簡略化された色と面がとても素敵ですね。
今回は117点の作品が、会場内に展示されています。
この3つシリーズなども好きな作品です。
左の3つの苺から「薫風」「あれっ三姿」「ジェラシー」「ハニワ(コラグラフ)」
ちょっと遠くてわかりづらいですね〜
ジェラシーは鶏が三匹います。ハニワも3体あるんですよ。
どこか懐かしい雪深い作品は郷里の会津の作品です。白鳥のは猪苗代湖だそうです。
桜の作品は、鎌倉の神社やお寺です。桜をどのように版画にするのか、、、きっと考えられたのでしょうね。
桜色の面がしっとりと鎌倉の空気の中に入っています。
写真はないのですが、日本の風景の他にもフランスやメキシコやタヒチの作品、舞妓さん、花など多くの素晴らしい作品を見ることができます。
空気も綺麗な三良坂町ですが、すぐ近所の「佐々木豆腐店」(直営の「豆遊」さん)のお食事もとっても美味です!
後期は3月22日まで(月曜日休館)です。