2018年3月31日
旧暦の2月15日!
今日は「お大師さんの日」でした。
旧暦の2月15日です。お釈迦様の無くなった日(入滅された日)と言われています。
そしてここら辺では、弘法大師の日をこの日に行います。なぜ???でしょうか。
一つの謎ですね。
我が家の担当地区のお大師さんのお社(礼所)、、の横にあるお地蔵様。
一年に一度、お着物も新たに賑やかにしていただきます。
我が家の上の上のうちもお大師さんを行います。
これは、個人的に開催されています。縁側です。
四国88ヶ所を巡っていただいた、ありがたい掛け軸だそうです。
そのすぐ近くの小さな墓地(?)の中で、また別のお大師さんが行われています。
3か所回っても15分〜20分くらいで回れます。
ここら辺の地区は、普通は事前に寄付を集めます。
それで準備の全てをまかないます。
当日は、お賽銭(小銭)とお米(少量)を持って回ります。
代わりに少しづつお菓子をいただきます(お接待)
そして、礼所でのお菓子のお接待がなくなったら、事前に寄付をしたところへ多めのお接待の袋を
配ってくれます。
お菓子とあんパン、ハッサク、御饌米(ごせんまい)が必ず入っています。
なぜあんパン、、、? お腹がすぐ太るから、、、?
なぜハッサク。。。? 尾道だから。。。?
謎は深まります。
昔、小学校一年の頃名古屋に引っ越して、この行事にびっくりしました。
いただくのはお米の油菓子みたいなのと、ところてんでした。
「袋持って行くんだよ。」みたいなことを言われて、、、なんで??と思いました。
子供は、ただただ もらって食べるだけ(ただ食いみたいな。。。)
昔の子供は欠食児童。。。??
ところてんをツルツルのお箸一本で食べるのは、またまたびっくりしました。
尾道へ帰ってから、普通にこの行事が行われていて懐かしく、驚きました。
でも、意外に好きな行事です。
のどかな尾道の一面です。