海龍寺の御朱印

尾道の海龍寺は、尾道七佛めぐりの一つで、浄土寺のすぐ隣にあります。
真言宗のお寺で、千手観音様が祀られています。江戸時代の人形浄瑠璃の竹本弥太夫のお墓があり、お経の塚に手を触れると技芸上達するといわれています。
そんなお寺ですが、以前からご縁があってお守りを作ったり、御朱印の印を作ったりしています。

実は2月に地蔵堂が放火され、テレビで何回も映像を見て、心を痛めていました。

その海龍寺さんですが、この4月に入って新しい御朱印の印(のデザイン)を頼まれて、作りました。

これが出来上がった印のデザインです。こんな紙に押すそうです。
真言宗では、それそれお祀りしてあるご本尊様を一文字の梵字で表していて、
この梵字は、「キリーク」と呼ばれるもので、千手観音様のことだそうです。
十二支で言えば、子(ねずみ)と戌(いぬ)と亥(いのしし)を守っているそうです。
それを二匹の龍が、玉の周りを守るようなイメージ という依頼でした。

3つの印を押して、最後にご住職の筆が入り完成です。
なかなか、手間のいるものです。

お寺の玄関には、焼けた木が置いてあります。
元気なご住職がまた元気にお勤めをされて、晴れて地蔵堂が再建できますように。。

今回のお仕事?は、いろいろな意味もあって奉納させてもらいました。

ご朱印帳をお持ちになる方は、何種類かの中から選べるそうです!
このデザインは、印ができ5月1日ぐらいから使えるようになるのでは、、と思います。

   長く皆様に可愛がってもらえますように〜そして海龍寺を守ってください。

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