今月の動物たちと志村けんさんのご冥福

3月はたくさんの動物を見ることができました。

そして、コメディアンの『志村けん』さんがコロナウィルス肺炎で29日に亡くなりました。
「天才!志村どうぶつ園」は大好きな番組でした。
チンパンジーやワンちゃんや人間もしかりで、彼は種を超えた愛情で魅了していました。
動物たちと接している彼を見ているのは、楽しくまた幸せでした。

お笑いとしてだけでなく、たくさんの動物や人間も彼を敬愛していたと思います。
たくさんの動物も助けてもらいました。

心からご冥福をお祈り致します。本当に残念です。

初めての皮膚科

尾道に来てから初めて皮膚科に行くことになりました。

そもそも自分は皮膚科にはあまり縁がなく、アトピーの旦那さんと長女が足繁く通った科です。
私はというと、40代の時に一度「単純性ヘルペス」にかかって大変な思いをした時に通っただけかもしれません。

もともと紫外線に弱いタイプだと思うのですが、昨年夏に気になるイボのようなものが4ヶ所にできました。

   (紫外線も強かったですよね。。。)

一つは消えて、一つは黒子(ホクロ)になって、一つは皮だけ伸びたイボになり、最後の一つは案外大きな背中の出来物になりました。

   ア〜〜加齢です

その大きな出来物をずっと知らん顔をしていたのですが、旦那(皮膚の薬をた〜くさん持っている)の薬を2ヶ月くらい前から塗りました続けました。そうそう、お風呂上がりに〜!なんとなく効くような気がして、、、

二週間くらい前から、何やら痛みがあって出来物が『怒り出した』。
   膿んで来たのです。。。
病院へ行った方が良いな、、、と思っていたのですが、旦那さんも不調になりそちらが優先順位になってしまいました。
そして昨日ついに、膿が爆発! 怒りの頂点へ、、、

痛い上にばい菌が入りそうで、、、朝一は旦那さん、次に私は皮膚科へ行って来ました。
旦那さんオススメの病院です(笑)

お子様から若者からお年寄りまで随分混んでいます。
呼び出した5名ぐらいから診療室の近くに待機させて、パッパと手早い診察です。
私はあっという間に切開、膿み出し、消毒、、、その上、皮だけのイボ(これは鼻の下)も液体窒素で治療(後数回必要だそうです)。

なかなか手際も良く、腕の良い外科の先生みたいです。
看護婦さんもとっても親切「これは痛かったでしょ〜」と声をかけらせ思わず泣きそうになりました。
そうそう、痛かったのです。そして皮膚科の切開がちょっと怖かったのです。

先生には「もう少し早く来てくださいね」なんて言われてしまいました。

ところで、私が看護婦さんに「こんな(コロナの)時期なのに混んでますね」というと
「季節の変わり目は混んでいるんですよ」とさらりと言われました。

なんだか、立派だな〜〜と感心しました。
コロナも怖いですが今、診なくてはいけない患者さんをしっかり診たい、、、という心構えが伝わってきました。

背中の出来物はまだまだ無残なものですが、痛みも腫れもなく、、ちょっと嬉しい夜です。
(写真はキモいのでありません・笑)
それから実は、思ったより切開は痛くなかったのです。(膿んだのが痛すぎたのかな??)

急に広がりを見せ始めたコロナウィールス。
皆様、コロナにはどうかくれぐれも気をつけてください。

こんなにコロナ〜

こんなにコロナが蔓延するなんて、、嘘のようです。
人類が新しいウィールスに立ち向かうには時間が必要なのでしょうか。。。

いろんなことが中止や延期になっております。
時間が経てば経つほどその傾向が強いので、世の中が苦しくなってきますね。

今となってはまだ楽観視できた3月9日、外を回るのは大丈夫だと思うのは私の考えですが、地元のお大師さんは中止になりました。
子供(大人も)は暇にしていて楽しみにしているのに、、、まあお菓子を触ったりしますが、広島県にまだ一人も出ていなかったのでそう思ってしまいました。

尾道に帰ってすぐに次の年、お大師さんの係りになりました。
(それに町内会と他にも隣保会みたいなものがあります)
最初は「なにこれ〜田舎は係りばっかり。。」と思ったものです。
でも、やってみるとお大師さんのすっかり虜になってしまいました。

神奈川の住宅街にいた頃には、町内会のコミュニティセンターで、いつも自治会の方が催し物をやってくれていました。『どんど焼き』とか『書き初め』とか『夏祭り』とか『火の用心』とか。。
本来日本の田舎にあったものの擬似体験?だったのです。それでも楽しかったし、子供たちも喜んでいました。
結構役の方は大変なのです。知ってます、、、引き受けてくれる人も少ないのです。
都会では、自治会は無くなっているところもあります。
ところが、広島に引っ越してみれば、、、各地で昔ながらの神社の行事や地元のお祭りや神楽とかたくさん残っているのです。そしてそれは、やはり貴重で、懐かしく、どこか日本情緒があるのです。

で、お大師さんに戻ります。
写真は全て昨年のものです。

自宅すぐ上のお大師さんです。
   な〜んてのどかな、、、な〜んて懐かしい。
最後の写真は、終わった後に地元有志に配ってくれるお菓子です。
   (お大師さんの会計は地元有志の寄付で成り立っているのです)
今年も係りの方でお掃除はされて、そのあとで有志にはお菓子を配ってくれました。

にっくきコロナですが、もうそろそろ勘弁してください。

   人類はまだまだとっても弱いのです。

9年目の3.11

9年目を迎えました。東日本大震災から。
当時関東にいたので、色々なことがありました。
3年後、ご縁があって福島県のいわき市に行きました。(あと1回行かせてもらいました)
いわき伝承館という広い土地に、近代的な会館と大切に保存された古民家、大きな庭や小さな畑などがあり、その古民家で何人かの仲間と一緒にワークショップをさせてもらいました。
出会った人はみんな優しく、朗らかで、元気いっぱいの方達でした。
たくさんお世話をしていただき感謝もしていただきましたが、むしろ私が元気をもらいました。
大変なことや辛く苦しいこともいっぱいあったと思います。
昨年春にはいわき市でお世話をしていただいた一人の方が尾道へ来られて
クアトラで「竹灯り作り」のワークショップをしてくださいました。

テレビの特集を見ていても、いろいろ思うことはあります。
すっかり変わってしまった町、人々の生活、そして変わらぬ何か。。。
来年は全長520kmという、東京から東北を走りぬける高速道路も完成するそうです。

さっきは福島県にある三春町のしだれ桜の美しい姿も放送されていました。
その下で踊る「ひょっとこ踊り」が印象に残りました。
神様を招く踊りだそうです。
若い頃は、郷土に伝わる伝承文化に興味はありませんでしたが、今はとても興味深く安らぐところがあります。
神楽もいいですね。

さて、写真ですが広島県の福山市立動物園のカピバラさんとボルネオゾウのふくちゃんです。
9年目の3月11日、私は動物園に立っていました。
9年という時間は、決して短くはなかったです。

来年は10年目、きちんと黙祷を捧げなくてはと思います。

もう一度福島の地を訪れる時には、三春のしだれ桜のところといわき市のハワイアンセンター(現在の名前は少し違うかも?)なんか行って見たいものです。

ボルネオゾウのふくちゃん、結核の治療中ですが、なかなか元気そうでした。
頑張って治療してくださいね。

本宮健史さんの展覧会

千葉県中央区春日の「山口画廊」で個展を開いている友人がいます。コロナウィルスが発生するずっと前から準備して、彼はバルセロナからやって来ました。私たち家族は26年前、バルセロナ滞在の一年間に、言葉では言えないほどお世話になりました。友人でもあるスペインのバルセロナ在住の本宮健史氏の個展です。
彼の祖母は女流画家の三岸節子氏、祖父は三岸好太郎氏、そんなことは普段忘れておつきあいさせていただいていますが、「彼にしか出せない赤い色が三岸節子さんのお孫さんであることを感じさせます」とかつてのDMの言葉が記憶に残っています。
私たちは今回、彼の千葉での展覧会に初めて伺えないのです(5回目になります)。
こんな時期ですが、展覧会の成功と思い出深い良い日本の滞在になることを祈っています。

   (子供達は駆けつけてくれると思います)

福山の銅版画講座

昨年から、隣町の福山市立美術館で年度の後半の銅版画講座を受講しています。
2回目です。
半年の間に10回行う講座で、美術館の講座なのでお値段もお安いです。
ちなみに前期の木版は旦那さんが教えに行っています。
(そんなこともあって銅版講座を受けることを決めました〜)

猫展があるので、猫の作品を作ろうとは思っているのですがなかなか上手く行かないのです。
今年の猫は失敗。。。でキツネさんがうまく行きました。

これは確か以前アップしました。
ソフトグランドという手法で、1日で作りました。
そしてこの銅の版がまた1日で、あっという間にこうなるのです。

自分は、どちらもまあまあ好きなのですが、一度変えてしまったら別物になってしまって、元には戻らないのです。
今年は作品展も中止になりましたので、3月8日(日)の受講で最後になります。

来年もまた受講しようと思っています。
今度こそ、版画の絵柄を描いて行きたいな〜
(今までは、ありものを使っています・笑)

   ところで キツネさん、どちらが良かったのかな〜〜??