動物病院のくまちゃん先生

今日の午前中、ココを連れてかかりつけの動物病院へ行きました。
   近所の「くまさん動物病院」です。
ココは右目の治療で昨年の11月から頻繁に通っています。

午前中に行くのは、久しぶりです。
   今日は空いていました。(狙いどうり!雨の日はワンちゃんは来ないのです)

このくまさん動物病院(通称:くまちゃん)はとっても混んでいるのです。
人気の秘密は、くまちゃん先生が丁寧なこと、、と人懐っこい感じがするのです。

   と長く思い込んでいましたが、、、ひょっとしたら名医かもしれない。。と最近思い始めました。

ココの順番を待っていると、何人かの親みたいな飼い主さんと話します。
そうしていると、例えば、他の動物病院2件に見放されて最後に此処へ来て、今は先生がアレヤコレヤと治療をしてくれるそうです。
   と本当に、嬉しそうで、ありがたそうに話されている人にも会いました。
      単に、お金儲けではない、、と思います。

考えてみれば、避妊去勢から外科から内科、目や耳など耳鼻科から皮膚科とか全てを見てくれるわけです。
   すごいな〜と思います。

ココの右目に関していえば、ヴィールス性のヘルペス菌が目の持病でした。
少し悪くなっていて、白い膜の上に黒点が出ていました。
   「黒点が取れて、痛がることもあるかもしれないです。。」と
兼ねてから、釘を刺されていました。
実は、まさ〜か、と希望的に考え、半分信じていませんでした。

10月末に突然ココの目が開かないくらい、ドロドロして、何かでくっついていたのです。

それは違う緑内障の菌が併発して、溶解性の角膜炎になって角膜が溶け出したのです。
   (と、くまちゃんはすぐに見立てました)
それに合わせて手元になかった薬をすぐに取り寄せてくれて、点眼ですが治療を始めました。

ココが食欲がないときは、痛みがあるということ、食欲があるでしょ、痛みがとれたようですね。
   そんなことが、くまちゃんにはわかるのです。

   「ひょっとしたら、黒点が溶け出した角膜のドロドロで流れるかもしれないですね」
と、クマちゃんがちょっとイタズラっぽく笑って言いました。
そのうちに、溶解性の角膜炎が治り、進んでいた白い膜の上の黒点が幸運にも一緒に流れて取れたのです。

12月末ごろでしょうか。。。

元旦、右の目に白い膜がいっぱいかかっています。

   そして「これはラッキーにも黒い点が流れましたね。それに溶解性の角膜炎も良くなっています。」

1月にはかなりよくなりました。

1月16日ぐらい。

ひどい時には、週に二回も通っていました。
その頃、毎日のように出会っていた、小さなワンちゃんの飼い主さんにはもう会いません。
   小さな動物の生命力はわからないのです。

ココは幸いにも、右目の失明を免れました。

今日、くまちゃんにやっと、溶解性の角膜炎の抗生剤(目薬)はもう終わっていいと言われました。

   「これは、学会に出してもよかったぐらいの、幸運な珍しい事例ですね」(くまちゃん)
   「先生、写真撮ればよかったですね!」(私)
   「まあ、今となってはね、、ヘッヘッヘ」(と くまちゃん、嬉しそうに笑う)

偶然ですが、この看板のくまのイラスト、遠い昔まだ旦那さんの父親が看板屋さんをしていた頃に旦那が書いたのです(私じゃないのです・笑)

   くまちゃん、ココの右目 ありがとうございます。

今年の猫展

今年の猫展もそろそろ半ばになりました。

世の中はコロナウィルスで大変大騒ぎですが、猫展の中は静かで、いつもと変わらぬ楽しい雰囲気です。
マスクをかけたり外したり、、、はありますが。。。
広島県にまだ一人も出ていないのは幸いです。

作家さんの作品、まだ何人か足りないです。。。
今回事情により2名がお休みだそうで、参加は23人の作家さんとなりました。

私は1週間に一度は在廊をしています。
今回は、今まで以上に知らない作家さんとたくさんお話ししました。
陶器や木彫、刺繍や材料のことを教えてもらったり、疑問を訊ねたり〜!
   そういうのも、楽しいですね。

さて、先日スピード違反で罰金を取られましたので、福山までの行き帰り、な〜んとなく電車に乗ります。
電車の行き来は少し緊張しますね、、、(と言いつつ、すぐに寝落ちしております)
   コロナウィルスが世界中で少しでも早く終息しますように〜

猫展の作品

猫展はおかげさまで連日人気のようです。
   ありがとうございます。
初日の22日から1週間経ちました。
デザインのお仕事も落ち着いたので、数日頑張りました〜(まあ少しですが)

「ココ」の木版追加を作りました!
と言っても、、、刷ったのは木版画家の主人です(笑)
私は、目を塗ってお花の色を差し、エディションとサインを書き、最後に額に入れました。

ミニキャンバス!2点描きました〜
左の「ポロん」は私の名刺にも使っている絵ですが、5cm角の正方形のミニキャンバスに描きました〜小さいでしょ。
右のは「黄色い花」というタイトルです。

それから、昨年の今頃刷った銅版も持っていきました。
「天使に出会った」このイラストは、とても気に入っているので銅版にして見たかったのです。

木版はこうなります!

我が家のチャッピーです。(ポリポリ散らかしまくっています〜)

   みなさん〜猫展よろしくね。

ちなみに、エディションというのは、版画で作家が何点刷るかを決めてその何番めかを書いたものです。
・・・・6/30(30枚する版画の6番目です)・・・という感じです。

あっ、そして今気がつきました〜
   もう、3月です。。。

コンサートは延期です

ちょうど昨日アップしたコンサートは延期になりました。

まさに春のチラシなど制作したので、少し残念ですがこの時期多分賢明ということなのかもしれませんね。

主催者側は、やはりたくさん準備されて来たので断腸の思いでの決断だったそうです。

延期の日程は9月21日になりました。

チケットはそのまま使えるそうです。

こんな感じで、日々中止や延期が増えていきます。
(2.27のリーデンローズのホームページから)

さてさて、そうすると福山での銅版の講座に行けることになりました〜

世界各国のコロナの少しでも早い収束が望まれます。

日本歌曲のコンサート

連日コロナウィルスの話題がニュースで取りざたされています。

昨年の11月に制作したチラシです。
ついに次の日曜に、3月1日を迎えます。
それに加え、かつて制作したことのないような立派なプログラムを作りました。(大きさほか、、)
チケットも2月初めには完売されたそうです。
力の入った、コンサートになります。

福山の平本弘子先生(大学で教鞭もとられています)のチラシなどを制作するようになって、日本歌曲の魅力は詩のもつ力がすごい、、と知りました。
(ふくやま日本歌曲塾の主宰者)

名だたる詩人が並んでいます。

特にCDを聴いて見ると、その詩がいかに美しく情緒豊かで、作曲と相まって、伴奏と歌う魅力との相互作用で総合的に出来上がっているかということがわかります。
尾道に来るまで、(小学校の4年までピアノを習っていましたがそれ以降)音楽とはほぼ無縁の私です。
音楽は姉が続けていて、教育音楽の道へ進みました。

色々なご縁があったとも思いますが、尾道、しまなみあたりがいかに文化的な町かがうかがえます。

さて、このコンサート今日まで開演の方向です。
私はマスクを持参で聴きに行くつもりです。
開催かどうか、、、当日までドキドキします。

色々大変なことになっています。
   広がらないように〜下火になってくれるますように、祈るばかりです。

斎藤清版画展〜後期

三良坂平和美術館で斎藤清版画展の後期が始まっています。
本当に素晴らしく、またその数に驚きます。
館内の撮影も遠近でならという了承をいただき、撮影させてもらいました。

今回木版画に混ざって、2点のコラグラフがありました。
木を彫るのでなく、ボンドで描いて版を作られたそうです。
語源もコラージュから来ているそうです。
右の作品がコラグラフで制作されています。近くで見ると、木版画でないのがわかります。

1950年代初期の作品です。

中央に印刷物なども展示されています。
素朴で愛らしいですね。

花と少女のシリーズです。簡略化された色と面がとても素敵ですね。

今回は117点の作品が、会場内に展示されています。

この3つシリーズなども好きな作品です。
左の3つの苺から「薫風」「あれっ三姿」「ジェラシー」「ハニワ(コラグラフ)」
ちょっと遠くてわかりづらいですね〜
ジェラシーは鶏が三匹います。ハニワも3体あるんですよ。

どこか懐かしい雪深い作品は郷里の会津の作品です。白鳥のは猪苗代湖だそうです。

桜の作品は、鎌倉の神社やお寺です。桜をどのように版画にするのか、、、きっと考えられたのでしょうね。
桜色の面がしっとりと鎌倉の空気の中に入っています。

写真はないのですが、日本の風景の他にもフランスやメキシコやタヒチの作品、舞妓さん、花など多くの素晴らしい作品を見ることができます。
空気も綺麗な三良坂町ですが、すぐ近所の「佐々木豆腐店」(直営の「豆遊」さん)のお食事もとっても美味です!

後期は3月22日まで(月曜日休館)です。