「尾道の渡し船」と2355

8年前に尾道へ来て、尾道と向島を結ぶ渡船(とせん)の可愛らしさはいつも感じています。
これは、たくさんの人の共通の感じ方だと再確認。
関東の友人が来た時は、からなず乗せて案内するのですが、、
先日、偶然Eテレの「2355」(月曜から金曜の夜23:55分から5分間)をつけた途端に、尾道の向島との渡船の風景で歌が流れていて、(若者的に言うと)メッサ感動しました。
歌もとっても可愛い。尾道という都市が、この風景だけで、まるで昭和のようでもあり、今のようでもあり、いつなのかわからない不思議な感覚に陥ります。ノスタルジーに近いのですが、今も自分も普通に乗るのでそれが不思議です。
映像もよいのですが、まるでチョロカーが短い距離の小さな水の上を走っているみたいにも見えます。ジオラマのようです。
昨日は初めて、尾道から福本渡船に乗りました。自分の運転で自分の車で乗るのは初めてでした。
この歌の渡船も福本渡船でしょうか。
歌は、2018年に作られたようです。
2355という番組が、とてもよくできていて、安らぐ可愛い番組なのです。
想像を超えた小さな話題が満載ですが、お休み前の頭と目と耳に程良いのです。
でも、いつ何をやるかは決して視聴者にはわからないのです。
というわけで、「尾道の渡し船」がいつ聴けるのか、、、幸運にかけるしかないのですが。
(0655:朝の番組でも聴けるかも〜)

ぜひ、聴いてみてください。

千光寺の桜

昨日無事に「猫展」の搬入も終わりました。明日の初日を前に、ギャラリーくわみつさんでは、まだまだ最後の調整が行われてると思います(お世話になります)
さて、今年は、友人と千光寺へ桜の花を見に行くことができました。毎年、見たような見ていないような、、、通りすがりの桜で終わってしまう感じです。
昔の人は風流でしたね。桜は楽しみなのですが、、、忙しない現代人になっているようです。
尾道はたくさんの桜の名所があります。西国寺も急な階段から桜と海を見るのも尾道らしいですし、3本の老木の桜が素晴らしい「西郷寺」というのは知る人ぞ知る名所だそうです。せっかく尾道へ来たのだから、もっとしみじみ桜を楽しんで見たいですね。おいしいお弁当を作って(これ、理想です)。
そうそう、美術館の展示「愛のヴィクトリアンジュエリー展」も見てきました。本物のアンティーク、みていて楽しかったです。
  感想1. 大きな宝石、カメオなど「重そう〜」もともと服も窮屈そうです。王族・貴族の方はそれなりに大変だったのですね。どちらかと言うと飾らない私の素朴な声です(笑)

  感想2. これを制作した職人さんは、きちんとそれなりのお金をもらったのかな〜王様のただの命令だったら、、可愛そう。ものを作るものとして(同業者)の心配です

  感想3. いろんな技術が既になくなったと思うので、これはやはり貴重!

  感想4. 金の色について。これは14金、18金、21金??少し黒っぽく見えるのは、この頃の流行なのか、年月で黒っぽかったのか、、って金の色どれがどれか知らないのですけど(笑)

アフタヌーンティーの始まり。お菓子などもたくさんできてきたようです。銀は磨けるので、光ってます。金は磨けない???のかな(この場所のみ撮影可能でした)

今年千光寺へ行ったのは、お猿さんにお花を手向けるためでした。皆さんに慕われていたのですね。最後の一匹のいろんな悩みを誰も助けてやれなかったですが、長寿を全うしたことには違いありません。お猿さんありがとう。
私の仕事部屋から、向こうの方に千光寺公園が見えるのです。美術館の屋根も見えます。ここからは見えませんが、その下にはお猿さんの塔があるのです。春の風が吹いて、時々お猿さんのことを思い出します。

向島から

今日で11月も終わります。
今年はコロナの影響で、時間の間隔が変わってしまいました。
数ヶ月が何処かへ行ってしまったような感じです。
その時に、神経をとがらしてテレビを見過ぎたかな〜

先週、用事があって向島へ行き、お昼にランチをしました。
「モウモウキッチン」先月オープンしたばかりです。
そこで、素晴らしい眺めをみました。

今まで、みたこともない対岸からの尾道です。
駅より、西側の尾道です。

尾道へ来て、まる7年が経ちました。
8年目に突入でですが、まだまだみたことのない所、知らないことばかりです。
先日、神奈川で10年以上勤めた印刷会社を辞める時にもらった、アルバムが出てきました。
「高垣さんは、これから今までとは全然違った人生が待ってる。良いですね。うらやましいです。」そんなことをお別れに書いてくれた人がいました。
あの人は、やはりなかなかの人だったな〜と今更ながら思うのでした(前もそう思っていましたが)。

勤労感謝の日は、、、

尾道駅の二階、こんな本のコーナに、こんな企画が開催中です(今月末まで)。
昨年は、たくさんのイベントや本屋さんも出ていたそうですが、今年はこれのみだと思います。
「旅に持って行きたい本」尾道のたくさんの方たちのおすすめの本が展示されています。
それがとっても、楽しい。
もちろん、手にとって見ることができます。

普段も本のコーナーがあります。
それだけでも十分楽しいのですが。
来年2月末までには、テンポが撤退する中、どうなってしまうのか。。。

実は、一時間以上座って読んでいました。
楽しいですね。その間、地元の家族や旅の人やカップルなど10人以上の人々が立ち寄りました。

私より前に来ていた青年も、ほとんど同じくらいこのコーナーにいました。
広島から来たそうです。このために、来てくれたそうです。
昨年もきて楽しかったそうです。
このコーナーは、文化の街、尾道の顔として、十分に存在感を示しています。
この素晴らしいコーナーをぜひ残して欲しいと思います。

さて、お昼ご飯は適当に車で食べて、因島へ向かいます。

アイホンにナビ機能があるので、今や怖くはない〜因島。
初めて一人でしまなみ海道を渡って、瀬戸田(生口島)へ行った時、間違って因島で下りてしまって島を半周回りました。あの時は、どうなるかと思いました。どこかの公園に怪獣がいたかな???

この日も、秋晴れ!因島の風景ものどかで可愛いです。
「しまなみジュニアオーケストラ第4回定期演奏会」を聴きに行きました。
可愛く、楽しく、素晴らしい演奏を聴きました。知っている子供たちも大きくなってくるのですね。
帰り、満足して駐車場へ行くと。。。

   恐ろしいことに、愛車のパオくんのエンジンがウンともスンとも言いません。
   あ〜〜、ライトがついていた。 バッテリーが上がってしまった。。。

結局、すぐ近くのガソリンスタンドのおじさんに来てもらって、バッテリーに充電してもらいました。
なんともま〜お騒がせ。。。しました。
ドキドキです、数年に一回やってしまうのです。旦那さんも私も。
因島の帰り道、長〜いトンネルを通り、これからは気をつけよう!と誓うのです。
(ガソリンスタンドの人には「懐かしいな〜」なんて言われました・車が古くて)

そういえば、演奏会の入り口で、パンジーの苗をいただきました。
国際ソロプチミスト因島 という、職業を持つ女性の奉仕の会からです。
ありがとうございました。

いろいろあった一日でした。
勤労感謝の日、皆様お疲れ様でした。
そういえば、上の娘の入籍した日だったな〜と今思い出しました。

トムとジェリー展

トムとジェリーは、懐かしい古き良き時代のアニメーションです。
   好きだったなぁ〜

1964年に日本に上陸したというので、私は小学校から見ていることになります。
   一番楽しめた頃ですね〜笑い転げていました。

今日、尾道市立美術館へ行ってきました。
平日でも、まあまあ混んでいます。週末は、すごい列だそうですよ。
入り口で、消毒と検温があり、多分混む日は入場制限されるのでしょうね。

ちょっと前に、入場者数が2万人突破と新聞に書かれていました。

1940年にウィリアム・ハンナとジョセフ・バーベラの天才コンビが世に送り出した短編アニメーション『トムとジェリー』。ネコとネズミのドタバタ劇は瞬く間に人気を博し、7回のアカデミー賞に輝く大ヒットシリーズとなった。子供の頃に見た、「ワクワク」「ハラハラ」なアニメーションは、世代を超えて世界中の人々から愛され続けている(美術手帖より)

ほとんど、撮影は無理ですので、許可のあるところだけ。。。

コロナと猛暑のみんなにちょっと元気を与えてくれるかも。
若い人も多かったです。

名古屋食文化

実は私、名古屋人なのです。小学校一年から結婚するまで大学時代を除いて名古屋の人だったのです。
そんな訳で…

我が家の近くに『コメダ珈琲店』ができたのが嬉しいです!(平原というところです)
名古屋は喫茶店文化があってまだまだ喫茶店がたくさんあります。
コーヒーを飲んだり、モーニングやランチで、雑誌や本や新聞を読んだりして、のんびり時間を過ごすのです。
(いいか悪いかは別として、パチンコ文化もあります)
コメダは、全国どこでも同じ作りの店舗です。

   こんなだったかなぁ〜と思いながら入りました。

ちょうど3月23日のオープンだったのですが、ステイホーム中になってしまい、行くのを我慢していました。
先日24日(日)に久しぶりのお墓まいりの後で、やっと行ってきました。
もちろん「シロノワール」を食べました。

(写真はコメダ珈琲店のホームページから)
暖かいデニッシュパンにソフトクリームが乗っています。シロップ付き!。
黒いパンのもあって、『クロノワール』と名前が付いていました。

   そういう事だったのですか。。。!?

ほんとの意味は、:シロ は日本語の白、:ノワール はフランス語の黒 で造語だそうです
思うに、暖かいものと冷たいものの甲乙つけがたい美味しさが重なって、新たなハモニーを生み出している
みたいな、イメージでしょうか(笑)

今度コメダで食べたいと思うのは、ナポリタン!
これも名古屋の味があるんですよ!鉄製のお皿の上に卵が引いてあるのが名古屋流のナポリタンです。

(なごやめし というサイトから)
コメダは、サラダ付きのランチだけなので、鉄板&卵ではないみたいですね。
   珈琲店ですからね。
あとは、ホットドッグ! これも懐かしいので、食べてみたいですね。
昔、新幹線の名古屋駅で、スタンドのお店があって、メニューは飲み物とホットドッグだけでしたが美味しかったな〜
お店は言ってみれば、ドトールの原型みたいな感じでした。
でもホットドッグは、名古屋の人、きっと好きですよ!

懐かしい〜名古屋食文化。

というより、今日の話は、『食いしん坊万歳』 みたいでしたね。

ドーナッツ屋さん

向島にドーナッツ屋さんが開店しました。

若い2人が、壊れかけ?のお家を手作りでリホーム!まさに再生しました。
ドーナッツは、外はカリカリッ、中はふわふわっというよりしっかり味わえます。
程よい甘さのドーナッツです。
お飲み物も充実!

店内、とっても素敵です。2人のセンスを感じます。

床の斜めの貼り合わせは「ヘリンボーン」です。
神奈川の我が家も、改装してもらった時に、おしゃれな大工さん通称:親方が貼ってくれました。

「アナーキー・イン・ザ・ドーナッツ」(向島町5339-1)
週末(金・土・日)の14:00〜18:00までだそうです。
今の所、ドーナッツは開店と同時にほぼ売り切れです(笑)
尾道も強力粉などが品切れだそうです。でももうじき、いろいろ解除になると思います。
ドーナツ、たくさん作れると良いですね!

柑橘の風景

ずいぶんと久しぶりに生口島(いくちじま)の瀬戸田へ行って来ました。
あたり一面ミカンの花の香りです。

奥に見えるのは、高根島(こうねじま)。のどかな風景です。

ミカンの花です。レモンの花は、これからのようです。

こちらは、ハッサクですね。

少し斜面も登りました。
そして、ここはイノシシのお風呂だそうです。
なんか快適そう〜でも当のイノシシさんには会いたくないです。

お土産は、自分で刈り取った(ちぎった?)フキと木に残っていたハッサク1つ!
小さいハッサクでしたが、とっても甘かったです。

そして、フキは今年4回目の調理となりました。

こんなにコロナ〜

こんなにコロナが蔓延するなんて、、嘘のようです。
人類が新しいウィールスに立ち向かうには時間が必要なのでしょうか。。。

いろんなことが中止や延期になっております。
時間が経てば経つほどその傾向が強いので、世の中が苦しくなってきますね。

今となってはまだ楽観視できた3月9日、外を回るのは大丈夫だと思うのは私の考えですが、地元のお大師さんは中止になりました。
子供(大人も)は暇にしていて楽しみにしているのに、、、まあお菓子を触ったりしますが、広島県にまだ一人も出ていなかったのでそう思ってしまいました。

尾道に帰ってすぐに次の年、お大師さんの係りになりました。
(それに町内会と他にも隣保会みたいなものがあります)
最初は「なにこれ〜田舎は係りばっかり。。」と思ったものです。
でも、やってみるとお大師さんのすっかり虜になってしまいました。

神奈川の住宅街にいた頃には、町内会のコミュニティセンターで、いつも自治会の方が催し物をやってくれていました。『どんど焼き』とか『書き初め』とか『夏祭り』とか『火の用心』とか。。
本来日本の田舎にあったものの擬似体験?だったのです。それでも楽しかったし、子供たちも喜んでいました。
結構役の方は大変なのです。知ってます、、、引き受けてくれる人も少ないのです。
都会では、自治会は無くなっているところもあります。
ところが、広島に引っ越してみれば、、、各地で昔ながらの神社の行事や地元のお祭りや神楽とかたくさん残っているのです。そしてそれは、やはり貴重で、懐かしく、どこか日本情緒があるのです。

で、お大師さんに戻ります。
写真は全て昨年のものです。

自宅すぐ上のお大師さんです。
   な〜んてのどかな、、、な〜んて懐かしい。
最後の写真は、終わった後に地元有志に配ってくれるお菓子です。
   (お大師さんの会計は地元有志の寄付で成り立っているのです)
今年も係りの方でお掃除はされて、そのあとで有志にはお菓子を配ってくれました。

にっくきコロナですが、もうそろそろ勘弁してください。

   人類はまだまだとっても弱いのです。